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2014年05月06日

贖罪意識はどのように生まれたのか(1)

またまた、アメブロの表現制限に抵触したようですので、こちらのブログでアップさせていただきます。
アメブロURL
http://ameblo.jp/mizuhonosora/entry-11842575513.html
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 前回、憲法改正の障害となる理由のひとつに「贖罪意識」があると記しました。この源泉を極東国際軍事裁判にみて「東京裁判史観」「自虐史観」と今日、呼ばれています。
ただ、昭和31年生まれの私は、幼少期に「快傑ハリマオ」を観ており、他の子供向け番組でも日本の戦前・戦中をそこまで悪者として描いていません。
そうなると、日本人の持つ「贖罪意識」は、畑を耕し、種を蒔き、肥料を与えたのがGHQであっても、以降は日本人自身によって膨張していった感があります。

 そこで前に取り上げた、雑誌マルコポーロ「ガス室はなかった」という記事にユダヤ人団体が発行元の文芸春秋社への広告ボイコットを世界へ呼び掛け、一番反応したのが日本企業だったことからも日本人がこの手のテーマに弱い傾向がある表れではないかと思った次第です。そこで、東京裁判と同じく二大国際軍事裁判とされるニュルンベルグ裁判に触れてみたいと思います。
何故なら、日本より先に降伏したドイツゆえに東京裁判より一足早く行われたことが後の東京裁判に反映されているからです。

 では国際間での戦争ルール作りとして1899・1907年の「ハーグ陸戦条約」があります。これで例えば、宣戦布告、戦闘員・非戦闘員の定義、捕虜や傷病者の扱い等々が決められます。もっとも拘束力をもつものではなく定義も曖昧な部分も多く、いわば後の叩き台となる法規でもありました。
このときに「人道に対する罪」が概念として出てきます。そして第1次世界大戦後、ドイツ皇帝やオスマントルコに対し国際法廷で裁く声が上がりますが、日・米は、国家元首を敵国の裁判にかけることに反対し実現しませんでした。(この時点では、日米は連合国。後の国際軍事裁判をみますと、ここは、重要です。)

 第2次世界大戦勃発により戦時中に連合国の間で、次の国際法廷で「人道に対する罪」を適用する方針が打ち出されます。
1945年8月、ドイツは既に降伏しておりここで「平和に対する罪」とそれを行う「共同謀議」が罪状として加わります。いずれも米・ソ・英・仏による大国間での決定で正式に国際社会で認定されておらず、事後遡及として通常なら事後法の禁止にあたります。ちなみに英国は、当初ヒトラーを法廷に立たせた場合の演説を嫌いこれらの戦犯裁判に消極的であったところ、ヒトラー自殺の報を聞き承諾に回ったといいます。

 そして敗戦国ドイツを裁く「ニュルンベルグ裁判」が、それまでの「戦争犯罪」から新たに「平和に対する罪」「人道に対する罪」「共同謀議」を加え大きく4つの罪状で、1945年11月〜1946年10月の間に行われました。第1次大戦後の国際軍事法廷に反対した米国はその姿勢を180度変えたことになります。

 では、戦勝国の対独嫌悪冷めやらぬ状況で、そもそも原則、当事者が裁く裁判に公平性があるわけではありません。そこでこの裁判の特徴を分かりやすく単純化しますと、まずドイツは罪状全てが適用されて裁かれました。
しかし、ポーランドやフィンランドなどへの侵攻、そして占領地での残虐行為等々、ドイツと同等以上の犯罪行為を行ったソ連、連合国によるドイツへの無差別爆撃、捕虜への虐待は米ソも行っていますが、いずれも連合国は免責とされています。

 ドイツの場合、ナチスによるユダヤ人への迫害があり、従来の概念の「軍」事裁判というより、ナチスの犯罪への懲罰という傾向になっていきます。
ただ、マルコポーロ廃刊の原因になった「ガス室」を用いた絶滅収容所については、アウシュビッツをはじめ、ソ連占領下にあったことから西側の調査がすぐに入れなかったことからその実態が把握できず、ドイツ国内の調査できた収容所においては、ガス室での大量処刑は懐疑的とされているようです。

 時の経過とともにニュルンベルグ裁判のあり方は公正さを欠く否定的な声が多くなり、ドイツ人にとっての第二次世界大戦の罪は、ナチスの犯罪行為を指しています。

大雑把すぎるほどの「ニュルンベルグ裁判」への触れ方でしたが、このあとに行われました東京裁判も同じく、それまでの「戦争犯罪」「平和に対する罪」「人道に対する罪」「共同謀議」を適用してきました。では次回は、東京裁判に触れてみたいと思います。最後までご覧くださり有難うございました。

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posted by 渡邊 at 17:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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