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2013年12月27日

台湾の英霊も嘉する安倍総理の靖國神社参拝

「日台共栄」より抜粋
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1>> 台湾の英霊も嘉する安倍総理の靖國神社参拝

 昨12月26日午前、安倍晋三総理が悲願の靖國神社参拝を果たした。胸のつかえがとれたような思いだ。李登輝元総統の実兄、岩里武則命(台湾名:李登欽)など靖國神社に祀られる2万7,864名の台湾出身戦歿者の英霊もさぞ嘉されていることと思われる。

 台湾外交部の報道官が「歴史の教訓を心に刻み、近隣国家の国民感情を傷つけるべきでない」との声明を発表するも、馬英九総統の発言はない。

 国学院大学名誉教授の大原康男氏が壮挙と称え「首相は今後も堂々と参拝重ねよ」と産経新聞「正論」で述べている。

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首相は今後も堂々と参拝重ねよ 国学院大学名誉教授・大原康男
【産経新聞:平成25(2013)年12月27日】

◆政権発足後1年の“壮挙”

 正月まで1週間足らずというところで、驚きのニュースが飛び込んできた。安倍晋三首相が靖国神社に参拝したのである。平成18年8月に小泉純一郎首相が参拝して以来、実に7年ぶりであり、第2次安倍政権の発足からちょうど1年という節目である。

 つらつら思い起こせば、平成8年7月の橋本龍太郎首相の例外的参拝を除いて18年間も途絶えていた首相の靖国神社参拝の再開を、小泉首相は目指し、その意を体して再開への道筋を苦労して整えたのが当時、官房副長官の安倍氏だった。そして、小泉氏の後継者となりながら、参拝を中断してしまったことを「痛恨の極み」と嘆いた安倍首相である。第1次政権からの懸案をようやく果たしたことで安倍氏が味わっている安堵(あんど)感もひとしおではないか。

 安倍首相は、今年の春季例大祭には靖国神社に真榊(まさかき)を奉納し、終戦の日の8月15日には、萩生田光一・自民党総裁特別補佐を名代として参拝させて玉串料を奉納するなど着々と参拝への布石を打ってきたにもかかわらず、多くの期待が寄せられた秋季例大祭では、参拝を見送って再び真榊を奉納するにとどまっている。それだけに、年末ぎりぎりになっての参拝には確かに多少の違和感を覚える向きもあるかもしれない。

 しかし、真榊や玉串料の奉納程度のことに対しても、中韓両国からはお定まりの批判が寄せられてきた。しかも、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)加盟交渉や特定秘密保護法の制定といった難題を背負ったりこなしたりして、あれほど高かった内閣支持率が低下しつつある中での参拝である。秋の例大祭直前の本欄(10月11日付)でも、首相の参拝を求める一文を草していた筆者としては、遅ればせながらとはいえ、今回の参拝を“壮挙”として評価することにやぶさかではない。

 ところで、第2次安倍政権を、発足以来一貫して「極右政権」と罵倒してきた近隣2カ国のうち、韓国では朴槿恵大統領の非礼・不見識な反日言動にようやく批判的な声が出始めているという。そうした空気の変化を反映してか、有力紙の1つ、朝鮮日報の日本語版(12月8日付)には次のような注目すべき一節がある。

◆中韓はアジアの「仲間外れ」

〈韓国・中国と同じく第二次大戦で日本の侵略を受け、かつ現在進行形の「従軍慰安婦」問題を抱え「反・集団的自衛権戦線」に加わって当然のフィリピン、タイ、マレーシア、インドネシアなど東南アジア諸国が集団的自衛権を言い換えた「積極的平和主義」を支持しているのは、ショッキングだ。これらの国々すら日本の肩を持っていることから、集団的自衛権の問題で韓国と中国はアジアの「仲間外れ」になった〉

 中国はともかく、韓国が「第二次世界大戦で日本の侵略を受け」たというのは、お得意の歴史の歪曲(わいきょく)といわねばなるまいが、何よりも興味深いのは、戦後に靖国神社に参拝した外国人の中に、フィリピンをはじめ4カ国の人々がそろって入っていることである。

 このほかにも、インド、パキスタン、スリランカ、ミャンマー、さらにはイラン、トルコなど中東諸国からの参拝者もいる。靖国神社参拝の問題でも、「韓国と中国はアジアの『仲間外れ』になっ」ているのだ(ちなみに外国人による靖国神社参拝の歴史で記録上、最も古いのは、明治20年9月のタイ国王の弟、デヴァウォングセ外相の参拝であるという)。

◆「A級戦犯」合祀批判に反論

 周知のように、今日、首相や閣僚らによる靖国神社参拝の最大の障害になっているのは、憲法の政教分離問題(最高裁判決で決着ずみ)ではなく、いわゆる「A級戦犯」合祀(ごうし)問題である。これに対する中国の言い分については繰り返し反駁(はんばく)してきたので、これ以上は触れないが、韓国の主張に関しては少し補足しておく。

 韓国が「A級戦犯」合祀を材料に靖国参拝に反対しだしたのは、中国がこの問題を取り上げた昭和60年の中曽根康弘首相の参拝からかなり時間がたってのことだ。そのころだったと思うが、韓国のテレビ局から、この点でコメントを求められたときに、次のように答えたと記憶している。

「先の大戦で韓国の人々は私たち日本人とともに、後に東京裁判を設ける連合国と戦ったのではないですか。戦時下の朝鮮総督であった小磯国昭元首相はともかく、『A級戦犯』合祀を一括(くく)りに批判するのは納得できませんが…」

 これには一言も返ってこなかった。ささやかな反論だが、政治家の方々は、靖国参拝についてその都度、それ以上にきちんと対応すべきであろう。かつて王毅駐日中国大使にこの点を糺(ただ)されて、安倍氏が、元「A級戦犯」の重光葵外相が復権し国連総会で演説した事実を紹介したところ、大使は絶句してしまったと聞く。

 「痛恨の極み」を晴らした首相に切に望む。どうか今回の参拝を貴重な出発点に今後も堂々と参拝を重ねられんことを。
                              (おおはら やすお)


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2013年12月24日

「天長節」天皇誕生日

 平成25年12月23日、今上天皇陛下が傘寿をお迎えになられました。
 私も山口県宇部市の琴崎八幡宮で行われました「天長節」行事に参加させていただきました。
 さて、ご存知の方も多いと思いますが、12月23日天皇誕生日であると同時に、昭和28年のこの日、東京裁判で死刑判決を受けた、連合国のいう「A級戦犯」7名を、わざわざ日付が23日に変わった0時1分30秒に刑を執行しました。
このことについて作家の猪瀬直樹氏(前東京都知事)は2009年11月号の文芸春秋「ジミーの誕生日-アメリカが天皇明仁に刻んだ「死の暗号」」で、皇太子に処刑の事実を常に思い起こさせるために選ばれた日であると主張しています。加えますと起訴は、4月29日に行われています。もう、お気付きでしょう、昭和天皇誕生日です。

 時代を遡り、1492年コロンブスは、新大陸「アメリカ」を発見しました。大航海時代の始まりです。では、発見された人たちにとっては、どうでしょうか?苦難の始まりです。
 因みに今年、私はメキシコに行きましたが、激しい独立戦争を経て、スペインからメキシコは独立しましたが、時を経て、現在は比較的良好な関係にあるようです。しかし、「コロンブス新大陸発見の日」とはいわず「異民族が遭遇した日」としているそうです。「コロンブスの新大陸発見」とは、白人の傲慢さの表れだからです。
 そして400年、白人による有色人種支配が日本にも迫り、西欧文明の軍事的底力を正確に洞察した知識人たちによって神武天皇以来、一系の天子を中心とした社会へと国論をひとつにまとめ、それまでの幕藩体制から中央集権体制と変え、富国強兵・殖産興業・義務教育を徹底しました。国難に自らの既得権益を手放したことが明治維新の成功でもあります。

 南下政策を進めるロシアは、その舞台を西側から極東へ移してきました。その脅威が直接迫って勃発した日露戦争に日本が勝利したことは、白人に虐げられ続けた多くの有色人種の希望になったことは知られています。佐藤正久参議院議員が「ヒゲの隊長」としてイラクへ派遣されたとき、イラク人から見る日本人は、ロシアを打ち破った英雄だったそうです。それだけ中東でもロシアに苦しめられていたことが伺えます。
 日本海海戦で敗れたバルチック艦隊の敵将ロジェストヴェンスキーが負傷し佐世保の海軍病院へ入院中、東郷大将が見舞いに訪れその礼節に強く感動し以降、ロジェストヴェンスキーは、東郷大将を尊敬し続けたことは有名な話です。これは、乃木大将とステッセルでも同様の展開がありました。武士道・騎士道ですね。その後、大東亜戦争で敗戦した日本に対し、GHQは、後の天長節となる日に日本の指導者の死刑執行をしました。東郷大将とマッカーサーの違いはなんなのでしょう。

 では、大東亜戦争とは何だったのでしょう。戦時中、欧米植民地だった地域の代表を集め、日本で開催された大東亜会議での宣言をみますと・・・
@共存共栄の秩序を建設する A相互に自主独立を尊重する B相互のその伝統を尊重する C互恵のもと緊密に提携する D人種差別を撤廃する
この内容をどのように解釈しましょうか。
大航海時代からはじまった、白人による有色人種支配の時代へ終止符を打つものです。結果、日本は負けましたが、再植民地化を目指し東南アジアへ軍隊を送り込んだ欧米は、結局、各国の独立を押えられず、殆どの植民地を失いました。

マハティールマレーシア首相の香港会議(平成4年)での言葉では、「日本の成功が東アジア諸国に自信を与えた。日本がなければ欧米の世界支配は永久に続いていたはずだ」。
「日本の成功」とは、明治維新、日露戦争勝利、負けたけれども大東亜戦争を戦ったこと、の三つを指します。

明治維新から大東亜戦争終結までを大雑把に書きましたが、当然、反論もおありでしょう。しかし、歴史観とは各国の思惑からできているのであり、他国の歴史観が正しいわけではありません。日本は日本の歴史観を語れば良いのではないでしょうか。




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2013年12月20日

「平和憲法」の犠牲

 日本李登輝友の会愛知県支部事務局長を仰せ付かっていた平成19年、台湾では陳水扁率いる民進党時代の「台北駐日経済文化代表処代表」通常なら全権大使にあたる、許世楷氏をお招きし、講演会を行いました。

 ここで許氏が述べた一節を紹介しますと「日本は、地理的に北と南に国交を持たない国が存在する」これはいうまでもなく、北は北朝鮮、南は台湾です。そして続けて「日本は、親日的な台湾を無視して、日本人を拉致し核で威嚇する敵対行為を為す北朝鮮と国交樹立交渉をしようとする、摩訶不思議な国である」と述べました。

 台湾とは、中共との国交樹立から断交状態になったものの、民間交流が功をなし、現在では、反日国民党の影響が薄まり二国間を表記する「日華」から「日台」に変わってきています。
 では、何故これだけ親しい国と断交していなければならないのかといえば、中国を立てているからであることは、いうまでもありません。米国も中国との国交樹立に当たり、台湾と断交しましたが、すぐさま「台湾関係法」を制定し、台湾防衛の法的根拠を作りました。

 最近、安倍総理が台湾を「大切な友人」と表現していますが、本当なら、民進党時代にそうであって欲しかったと思うのは私だけでしょうか?
 集団的自衛権を認めない日本では、台湾の独立を促せば中国が反応し台湾に軍事行動を起こした時に、日本は台湾を守れないから、お茶を濁すような外交をしてきました。

 一方で、拉致をする北朝鮮の異常性に対し、同胞が拉致されて取り返さず、放置してきた我が国も主権国家として異常としか言いようがありません。
 横田早紀江さんは、めぐみさんを取り返せない国のあり方に、救出運動を「国直し」と表現したと聞いています。増元照明さんも「一番良い年齢を奪われた姉を助けに行けなかった日本人として拉致被害者に報いることができるのは、二度と拉致されない国にすることだ!」と述べています。
まともな防衛意識があれば、これだけの拉致被害にはならなかったでしょう。

 拉致を防げず被害者を救出できない、これがいわゆる「平和憲法」の現実です。



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2013年12月12日

産経新聞がNHK「JAPANデビュー」裁判の争点と高裁判断のポイントを整理

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日台共栄より>>>>>>>>>>>>>>
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産経新聞がNHK「JAPANデビュー」裁判の争点と高裁判断のポイントを整理

 NHK「JAPANデビュー」裁判は民事訴訟である。高裁判決に不服がある場合、最高裁への上告が認められている。ただし、法律(民事訴訟法第312条)により上告理由が制限されていて「判決に憲法の解釈の誤りがあることその他憲法の違反があることを理由とするとき」にほぼ限られる。だから、上告審では「上告理由に当たらない」として上告が棄却される場合が多いという。

 11月28日に東京高裁(控訴審)で判決が言い渡されたNHK「JAPANデビュー」裁判の上告期限は2週間。つまり、本日(12月12日)までに上告しなければならない。

 控訴審で逆転敗訴したNHKは上告を検討していると報じられているが、小田村四郎・日本李登輝友の会会長ら控訴人は上告しない。高池弁護団長は、この逆転勝訴でNHKは圧倒的に不利になったと指摘している。果たしてNHKが上告するかがこの裁判のポイントの一つだ。

 上告期限を間近に控えた12月10日、産経新聞が訴訟の争点と高裁判断のポイントを整理した記事を掲載しているので下記に紹介したい。

 記事では「判決が指摘した以外にも『表現の自由』では片付かない多くの問題点が明らかになっている」とあるように、確かに、「日台戦争」という用語を誤用されたなどとしてNHKの犯罪性を指摘していた檜山幸夫・中京大学教授は、控訴側が証人申請したにもかかわらず認めなかった。濱崎憲一と島田雄介の2人の担当ディレクターのうち、島田のみの証人申請しか認めなかった。

 檜山教授はNHKのこの番組の最後に「協力者」として名前が出てくるが、了承はしていない。本人が承諾していないにもかかわらず、NHKは名前を掲載した。このような決定的な誤りを犯し、恣意的編集をしていたのがNHKの「JAPANデビュー」なのだ。

 NHKに一点の非もないとする一審の判決を覆した控訴審の判決は高く評価するものの、「政治的に公平であること」や「報道は事実をまげないですること」などを定める放送法の観点に踏み込んで判断して欲しかったというのが、原告の偽らざる気持ちだろう。

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「取材協力者の好意、土足で踏みにじった」台湾先住民ら逆転勝訴
NHKに突きつけた高裁の判断
【産経新聞:平成25(2013)年12月10日】
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/131210/ent13121008130000-n1.htm
*記事では「JAPANデビュー」裁判の主な争点と東京高裁判断を比較として掲載


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「JAPANデビュー」は、福地前会長のときに起きた問題を松本会長が引き継ぎましたが、12月11日NHKは上告しました。

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posted by 渡邊 at 15:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2013年11月29日

「人間動物園」と表現したNHKに逆転勝訴

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 このブログでも紹介した、NHKスペシャル「JAPANデビュー〜アジアの一等国〜」第一話において、台湾を題材とし、台湾原住民「パイワン族」が、日英博覧会で演じた民族舞踏を、他の欧州列強国が行った「人間動物園」になぞらえ、同じ目線で扱ったことから、視聴者と出演した台湾人がNHKと争った裁判の判決が昨日、原告側の逆転勝訴という結果となった。
 この番組に関しては、私自身もこの番組中別の場面で登場した故柯徳三さんらの、怒りの声を直接聞いている。
 今回、NHK敗訴により、この番組の偏向性が認められたことを生前に知らされることはなかったが、ともあれパイワン族の方々の尊厳が守られたことは、本当に良かったと思っている。

 この度の判決の内容が詳しく「日台共栄」にて解説されているので、ご覧いただきたい。

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 昨日はNHK「JAPANデビュー」裁判控訴審の判決言い渡し日。小田村四郎・日本李登輝友の会会長ら控訴人側の高池勝彦、尾崎幸廣、荒木田修の弁護士をはじめ水島総・チャンネル桜代表などの控訴人は、東京高裁101号法廷の傍聴席に詰めかけた支援者の方々と固唾を飲んで判決を待った。傍聴席には三宅博・衆議院議員(日本維新の会)も駆けつけていた。

 定刻の午後4時、須藤典明(すどう・のりあき)裁判長が法廷に現れ、判決を言い渡した。

≪被控訴人は、控訴人高許月妹に対し、100万円及びこれに対する平成21年11月6日から支払い済みまで年5分の割合による金員を支払え。≫

 そして淡々と判決に至った裁判所の判断を述べた。特に「人間動物園」という言葉を番組内で使ったことに対し、以下のように述べた。

≪本件番組を制作した島田らは……一部の学者が唱えている『人間動物園』という言葉に飛びつき、その評価も定まっていないのに、その人種差別的な意味合いに全く配慮することもなく、これを本件番組の大前提として採用し……日英博覧会に志と誇りを持って出向いたパイワン族の人たちを侮辱しただけではなく、好意で取材に応じた控訴人高許月妹を困惑させて、本来の気持ちと違う言葉を引き出し、『人間動物園』と一体のものとしてそれを放送して……侮辱するとともに……社会的評価を傷つけたことは明らかであるから、その名誉を侵害したものであり、不法行為を構成するものというべきである。≫

 須藤裁判長は「人間動物園」という言葉は「人種差別的な意味合いを感じさせ」「嫌悪感すら感じる言葉」で、「人間動物園」と「見せ物」とが同義であるなどということは到底ありえないとも指摘した。なぜなら、歌舞伎も見せ物の一つだが、「人間動物園」と表現することはできないことからも明らかと、明快に説明した。

 言うまでもなく、事は損害賠償金の多い少ないではない。裁判所がNHK「JAPANデビュー」の放送内容や取材・編集のあり方をどう判断するかがもっとも重要だった。その意味で、高池弁護団長が指摘されていたように高裁判決は「画期的」だった。

 判決後、台湾在住の控訴人の一人で、高池弁護団長らが台湾・屏東に高許月妹さんの聞き取り調査に出向いたときお世話になったパイワン族の華阿財(か・あざい)さんに勝訴の旨を連絡すると、電話の向こうで「ホント! バンザイ」とめちゃくちゃに喜んでいただいた。この朗報をすぐ高許月妹さんや通訳を担当した陳清福などの関係者に伝えるとのことだった。

 裁判の判決は主要新聞が報道し、NHKも夜7時のニュースで放送した。ここでは、その中でもっとも詳しく伝えている産経新聞の記事をご紹介したい。

 戦後の裁判史で、マスメディア、それもNHKという公共放送の内容を争った裁判で訴えた側が勝訴した例を寡聞にして知らない。恐らく初めてのことなのではないだろうか。4年前の放送直後から多くの心ある方々がNHKに抗議し、また3年前の2月にはじまった裁判を1万355人が原告として戦ってきた。この逆転勝訴をご支援いただいた方々とともに心から祝したい。

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先住民族ら逆転勝訴 台湾番組で東京高裁判決 NHKに100万円賠償命令
【産経新聞:2013年11月28日】

 日本の台湾統治を扱ったNHKの番組内容で名誉を傷つけられたとして、出演した台湾先住民族のパイワン族や視聴者ら計42人がNHKに損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で東京高裁は28日、「人間動物園」という言葉が台湾先住民族の女性に対する差別的表現で、名誉を傷つけたと認定、100万円の支払いを命じた。1審東京地裁判決は原告側の全面敗訴だった。

 1審で原告側は計約1億1000万円を請求していたが、原告数の減少に伴い2審では計710万円の支払いを求めていた。

 判決などによると、平成21年4月5日に、NHKスペシャル「シリーズJAPANデビュー」の第1回「アジアの“一等国”」で放送。1910年にロンドンで開催され、パイワン族の生活状況を紹介した日英博覧会の写真に「人間動物園」とテロップを表示し、「イギリスやフランスは植民地の人々を盛んに見せ物にし、日本はそれをまねた」と紹介した。

 賠償を認められたパイワン族の高許月妹(こうきょ・げつまい)さん(83)の父はこの博覧会に参加。高許さんはNHKのインタビューに応じた。

 1審は「人間動物園」の表現について、「過去の歴史的事実として紹介したにすぎず、番組が原告の父親を動物扱いしているものではない」と認定。しかし、2審で須藤典明裁判長は「深刻な人種差別的意味合いを持つ言葉で、パイワン族が野蛮で劣った人間で動物園の動物と同じように展示されたと放送した」とし、1審の判断を覆した。

◆「民族の誇り認められた」台湾パイワン族指導者ら

 「本当に安心しました。民族の誇りを大切にするわれわれの気持ちが認められた」。踏みにじられた名誉を取り戻そうと訴えた原告の台湾先住民族パイワン族らの思いは、敗訴した昨年12月の1審判決を経て、2審でようやく通じた。

 台湾から東京高裁の判決を見守った原告の一人でパイワン族の指導者、華阿財(か・あざい)さん(75)は逆転勝訴の知らせを受けて、「取材を受けた本人が、全く不公平な番組だと主張していた。早く関係者に知らせたい」と声を弾ませた。

 問題となった番組では、日英博覧会にパイワン族が出演したことを「人間動物園」と表現。訴訟では、この表現が博覧会出演者の一人だった男性とその娘の名誉を傷つけたかが争われた。NHK側は「取材時には『人間動物園』という言葉を使わなかったが、趣旨を説明し、恣意(しい)的な編集はしていない」としていた。

 華さんは「『人間動物園』といわれ、パイワン族は本当に傷ついた」と振り返った。

 原告側代理人の高池勝彦弁護士は、「原告が取材で話したのとは違う内容で放送したと認めた画期的な判決。取材対象の真意に基づかない番組という主張が受け入れられた」と話した。

 平成21年6月の東京地裁への提訴後、原告は数を増やし続け、パイワン族と全国の視聴者を併せて計約1万300人を数える過去最大規模の集団訴訟になった。一方で2審の原告はパイワン族を中心に計42人。高池弁護士は「原告を絞ったが、社会的な関心の高さは2審も同じ。報道の公正性を保つ上で大きな意味を持つ判決だ」と強調した。

 NHK広報局は「主張が一部認められず残念。今後の対応は判決内容を十分検討して決める」とのコメントを発表した。

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